ものモノmono

読んだもの、使ったもの、見たもの、食べたもの・・・ものについて綴ったブログです。
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「家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇」 

JUGEMテーマ:Book review
 

内容(「BOOK」データベースより)

お菓子で朝食、味噌汁回し飲み、夫と妻の昼飯格差、赤ちゃんの一人食べ、家庭のネットカフェ化―食卓ナマ写真が映し出す今どきの家族像とは?前作『普通の 家族がいちばん怖い』に続く、10年以上に及ぶ徹底的な食卓調査の集大成。


この本は新聞か雑誌のレビューで見て興味を持ちました。
ただ、そのレビューの内容もきちんと覚えていたわけではないので、
こんな内容だとは思いませんでした。

食卓の喜劇とタイトルに入っていたからか
もう少しほほえましい現代の家庭が映し出されている思っていたのですが
正反対でした。
著者は原題の家庭の問題点をあぶりだそうとしていたのです。
沢山の写真はとても興味深く見る事ができましたが・・・。

著者の言おうとしている事や問題点は確かにわかります。
食事は本当に大事です。
それはもちろん私にだってわかる。
でも、果たしてそれが現代の家族にすべて当てはまる事なのかは
疑問を持ちました。
サンプルになった家庭から
あくまでも著者が問題だと思う写真のみをピックアップしてあるからでしょう。

この裏には沢山の家庭のいろいろな事情があると私は思うのです。
共働き家庭は食事の支度だけでも大変。
専業主婦の家庭でも現代は様々なプレッシャーが主婦にかかります。
あまり主婦を追い詰めないで欲しいなぁ・・・と私は思いました。








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「スターバト・マーテル」 篠田節子

JUGEMテーマ:Book review

内容紹介

乳癌を機に、生と死を見つめるようになった彩子。中学校時代の同級生・光洋と30年ぶりに再会した彩子は、心の奥底にしまっていた、あの「過去」を思い出 す……。40代の女性の“静かな哀しみ”を丁寧に描いた表題作のほか、海外での友人の結婚式の騒動を描いた痛快コメディー作品も収録。

内容(「BOOK」データベースより)

乳癌と診断されながらも、完治したように見えるなか、彩子は夫から勧められた会員制プールに通い始める。そこで声をかけられたのが、中学校時代の同級生・ 光洋だった。早熟で独特の雰囲気を放っていた男との思わぬ出会い。さらに夫の言葉が、時を隔てた再会に微妙な色合いを与えて…。表題作ほか1編を含む、悩 める女性たちに贈る篠田流スパイシーな恋愛小説。



大人の恋愛小説が2篇収録されている本です。

心に強く残ったのは、表題作の方です。

最初は単なる大人の恋愛、それも不倫を描いたものだと思いました。
ところが話が進むに連れて、サスペンスやミステリーの色合いも加わり
スピーディーな展開に一気読みしてしまいました。
これは何に連載されていたのだろう?と思ったら
「STORY」でした。
40代の女性に向けた雑誌の連載だったのですね。納得。
でも、それ以外の世代の方でも読めると思います。

主人公はある種の冷めたところがあり、
それが私の考え方とちょっと同じだなぁと感じたこともあり
余計に展開が楽しみになりました。
でも私にはこういう恋愛はできない・・・。
それでこそ、小説なのでしょうね。

ここのところ、篠田さんの小説は私にとっては「当たり」が続いています。
次回作も楽しみです。

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「世界は俺が回してる」 なかにし礼

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内容(「BOOK」データベースより)

昭和三十年代、黎明期のテレビ業界に身を投じた一人の男がいた。己のセンスだけを信じ、音楽番組制作にすべてを賭けた彼の名は渡辺正文、通称「ギョロナ ベ」。剛腕プロデューサーはやがて、未曾有の大イベント「東京音楽祭」を成功へと導く。テレビ黄金期を駆け抜けた破天荒な男を通し、全ての日本人にエール を贈る、なかにし礼の新たな代表作。


大丈夫?と思ってしまうほどたくさん実名が出てくる小説でした。
一応小説という形式はとっていますが、実話に近いのでしょうね。

良くも悪くもエネルギッシュな『昭和』が描かれています。
主人公はセンスもあるし実力もありますが、コネ入社の上にかなりの破天荒。
共感できるかと言えば出来ませんでした。
こんな上司がいてもついて行けません(笑)
ただその裏にはそれだけではないのです。

かつて東京音楽祭を見ていた私にとってとても興味深いテーマでしたし
テンポもよくあっという間に読みました。
スリーディグリーズとルネ・シマールが一番懐かしかった。
年齢がばれそうですね(笑)



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「ニサッタ、ニサッタ」 乃南アサ

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内容(「BOOK」データベースより)

最初の会社を勢いで辞め、二番目の会社が突然倒産し、派遣先をたて続けにしくじったときでも、住む場所さえなくすことになるなんて、思ってもみなかった。 ネットカフェで夜を過ごすいま、日雇いの賃金では、敷金・礼金の三十万円が、どうしても貯められない。失敗を許さない現代社会でいったん失った「明日」を もう一度取り返すまでの物語。


主人公は典型的なチャラチャラした雰囲気を持った若者で、
読みながらとても歯がゆくなりました。
でも、会社が突然倒産したり同情する余地はある。
人が転落して行くのって、
こんなところからなんだろうなと思わせるリアルさがありました。

きっと最後はこうなるんじゃないかな・・・という予想通りの部分もあり
乃南さんにしては、意外性やミステリーの要素はないのですが
本の厚さも気にならず、どんどん読めます。

それほど主人公に感情移入していたわけではないのですが
終盤にあったおばあちゃんの話には思わず涙してしまいました。





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「無理」 奥田英朗

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内容(「BOOK」データベースより)

合併でできた地方都市、ゆめので暮らす5人。相原友則―弱者を主張する身勝手な市民に嫌気がさしているケースワーカー。久保史恵―東京の大学に進学し、こ の町を出ようと心に決めている高校2年生。加藤裕也―暴走族上がりで詐欺まがいの商品を売りつけるセールスマン。堀部妙子―スーパーの保安員をしながら新 興宗教にすがる、孤独な48歳。山本順一―もっと大きな仕事がしたいと、県議会に打って出る腹づもりの市議会議員。出口のないこの社会で、彼らに未来は開 けるのか。


大好きな作家の1人である、奥田英朗さんの最新刊。
「邪魔」「最悪」と同じようなタイプの小説で、これは主な登場人物は5人。
どの人のエピソードも小説だから有り得ないという設定ではなく、
こんな事ってあるかもしれない・・・と思わされるような話しになっている。
そこが、奥田さんの上手いところなんでしょうね。

ただ、「邪魔」「最悪」と比べると、話しが散漫になってしまっているような感が。
前2作はメインは3人だったように記憶しています。
これは登場人物が多いせいでしょうか。
現在の混沌とした世相を反映していることも関係あるかもしれません。

最後はちょっと出来すぎかな(笑)
ただ、その5人の話をここで終了させるには
仕方なかったのかもしれませんね。



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「告白」 湊かなえ

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内容紹介

我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それ ぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。


私は図書館で本を借りて読む事が多いのですが、
わが市の図書館では数百人待ちでいつ読めるのか分からない状態。
なんとなく今年中に読んでおきたいと思ったのと
映画化されることでネタバレがかなりあるのではと思ったので
bookoffにて購入。
先が気になるような話だったので、あっという間に読み終わりました。

うーーーん、これを映画化するのか・・・。
というのがまず思った事です。
モノローグで展開される面白さが映画でどう表現されるのか。
原作に忠実に描くとなると色々問題も多そう。
どうやって表現されるのか、ちょっと興味はあります。

さて、小説の方ですが
これは一種のホラーかもしれません。
恐ろしい話と言えると思います。
登場人物も最初は普通の人のように思えるのですが
それぞれの章を読み終わるとみんな倫理的に問題あり。
そして、ラスト・・・。
これは賛否両論あるでしょうね。
私は『小説』と割り切ってしまえばこれもありかな・・・と。
中途半端にここから先は読者の想像にお任せしますと言うパターンではなく、
ここまで書ききったのは、ある意味、作者はすごいのかもしれないと思いました。
読後感がいいとは言えませんが。






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「悲歌 エレジー」 中山可穂

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内容紹介

骨に染みいり血が滲む、絶壁のような険しい孤独。追い詰められた魂。私は愛してはいけない人を愛してしまったのか――。能楽のストーリーにインスパイアされた物語3篇をつむぐ傑作恋愛小説集!


私にとっては辛い恋愛小説と言えば中山可穂さん。
今回は短編2編と中篇1編からなる小説でした。

どれも辛く悲しくそして濃厚な愛の物語なのですが、
以前の中山さんの作品に比べて
私はなぜかサラッと流れるように読めてしまい、
あまり頭の中に濃く残りませんでした。
中山さんの持ち味はよく活かされているとは思うのですが・・・。

最近は男性同士の恋愛も描くようになった中山さんなのですが
やはり女性同士の恋愛の方が細かい描写がいいような気がします。
独特の世界観を持ちつつ、新しい設定と言うのはなかなか難しいのでしょうね。

でも好きな作家さんなので、次回作にも期待しています。


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「薄暮」 篠田節子

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内容(「BOOK」データベースより) 亡き画家は、夫である以前に彼女にとっての神なのかもしれない。田園を美しく輝かせる一瞬の光が、雪国に厳しい冬の訪れを告げる―。封印されていた一枚の 絵が脚光を浴びた時、「閉じられた天才画家」は妻の元を離れ、郷土の人々の欲望と疑心がうごめき始める。著者の新境地を示す傑作長編。


すでに亡くなっている画家の絵を巡って
色々な人の思惑や人生が交錯する長編です。
ミステリーの色合いもあり、
読んでいるうちに真相が知りたくなり
読む手が止まりませんでした。

人の心、人生観、職業観、宗教、郷土愛など
色々なテーマが盛り込まれているように感じました。
新潟の田園風景の描写も目に浮かぶようでした。

最近読んだ篠田さんの作品には「仮想儀礼」がありますが
それほどのインパクトや強さは無いものの
やっぱりとても上手で丁寧な作品を書く作家だということを
この作品で再確認しました。
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「最も遠い銀河」 白川道

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内容(「BOOK」データベースより)

晩秋の小樽の海で、一隻の漁船の網が女性の変死体を引き揚げた。その死体の首には、なぜか銀製のテッポウユリのペンダントが残っていた。懸命の捜査も虚し く、事件は迷宮入り状態と化した―。一方、東京の地で、新進気鋭の建築家として名を馳せている桐生晴之。誰もが振り向くほどの容貌、権力に媚を売らない孤 高の姿、友への熱い友情。周囲から一目も二目も置かれる晴之だが、その過去はベールに包まれていた。そして、彼の首にテッポウユリのペンダントが吊るされ ていることを誰も知らない。人知れぬ哀しい純愛とたぎる怒りを抱え、建築家としての成功を目指す晴之。彼と小樽の死体遺棄事件との間には、一体なにがあっ たのだろうか。


「天国への階段」以来、久しぶりに読む白川道さんの作品です。
開いたときに2段組で上下巻だったので
読むのに時間がかかるかなと思いましたが、
内容がわかりやすいので、スラスラ読めました。

雰囲気は「天国への階段」とよく似ていると思いました。
いろいろと突っ込みどころはあるのですが
エンターテイメント小説の面白さはとてもあると感じました。
これはまた映像化されそうな気がします。

突っ込みどころに関しては下に書きますが
ネタバレになるので
ここから先はご注意ください。







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「くまちゃん」 角田光代

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内容(「BOOK」データベースより)
4回ふられても私はまた、恋をした。なんてことだろう。あんなにつらい思いをしたというのに。きっとここにあなたがいる、傑作恋愛小説。


7つの短編が連作になっている恋愛小説集。
どのお話も主人公は30歳前後のよう。
若い突っ走った恋愛を描いているのではなく、
仕事や人生に絡んでくる恋愛が描かれています。

この本で一番いいなと思ったのは、
どのお話も主人公が成長して前向きに生きるようになっているところ。
だから読後感がとても爽やかです。
恋愛中は見えなくても
後になるとあの時はこうだったとか思いだす事って
誰でもあると思うのですが
決して後悔ばかりじゃなく
それはその時に必要だったと主人公が気がついて行く。
私も読んでいて恋愛に限らず
その時に必要だったことってあるんだろうなと改めて考えさせられました。

やっぱり角田さんの小説は面白いですね。

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